介護保険と住民運動

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784406027731
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C0036

内容説明

本格的に始まった介護保険の欠陥を解明し、財源問題や実際的な運用の視点から具体的改善策と方向を示す。社会保障の充実をめざす運動の課題と可能性もさぐる。

目次

第1部 介護保険の運動論(介護保険をめぐる運動;介護とくらしの協同;介護を良くするための老人保健の課題)
第2部 介護保険の制度(介護保険制度のしくみ;介護保険制度の申請からサービス提供まで)
第3部 介護保険の歴史と理論(なぜ介護保険はつくられたのか;これまでの福祉制度と介護保険;よりよい介護保障をめざして)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう。

1
2000年に出版された本のため、介護保険制度はできたばかりのころのものです。しかし、介護保険制度がなぜ導入しなければならなかったのか、またどのような問題点を持ったまま導入されたのかなど学べるものだと思います。背景には、介護をめぐる住民運動があったことは事実ですし、しかし契約制度としたことで公的責任が後退している実態も制度や理念から読み取れます。社会福祉基礎構造改革の歴史をつかむうえで、介護保険制度の導入時期のことを学べるこの本は、大切な本だと思いました。2013/12/10

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