内容説明
ママから「ムジツのツミ」でしかられたさくら子は家出した。夕方の駅に入ってきたボロ電車は「いえでででんしゃ」。家出した子はただでのれるという―。小学校中・高学年向。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツキノ
12
(E-111)なんか目が合っちゃったので借りてきた。『バッテリー』のコンビ。ママに一方的に怒られ「ムジツのツミ」に悲しみ怒りをおぼえたさくら子、家出を決意。むじんえきの「小泉駅」で待っていると「かれのえき、かれのえき、おのりの方は、お早くねがいまぁす」とすごいボロの一両列車が。家出したい子はみんな乗る、お金のいらない「いえででんしゃ」だという。車掌さんが不気味でなんかイヤなキャラで、でも憎めない。2018/03/01
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
ムジツのツミで家出したさくら子。家出した子は無料になる電車に乗れる。シリーズ。 池袋のジュンク堂の冊子で知ったブックサンタ!紹介されている本。来年は登録しよう!2018/12/08
円舞曲
11
乗ってみたいな「いえでででんしゃ」(笑)2012/02/13
カナ@バンバンビガロ
9
某タブレット教材、小4オススメ本。 「ムジツノツミ」で叱られる娘の気持ちも、キチンと話も聴かずについつい叱ってしまった母親の気持ちも、なんだか痛いくらいにわかる。私は、上着も羽織らず娘を探してホームで佇むお母さんの描写で涙が出てしまいました。 「いえでででんしゃ」で起こるファンタジックな出来事の数々は面白く、サラリと短時間で読めるので小学生の朝の読書に良いかもしれません。2018/01/10
苺***
6
家出したくなる気持ち分かるなぁ。今は母親の立場で反省することも多い。同じように家出してくる動物達。大人が読んでも面白い。2014/01/04