内容説明
人類の先史時代を史的唯物論の立場から解明し、現代社会の婚姻・家族形態、私有財産制、国家制度の歴史的性格を明らかにした労作。盟友マルクスの研究をひきつぎ、歴史の謎に挑みながら人類史の未来に科学的社会主義の展望を示す。大幅に増補改訂された『起源』第4版を底本に、初版との異同を克明に注記。詳細な注解・索引を付す。
目次
第1章 先史の文化諸段階
第2章 家族
第3章 イロクォイ族の氏族
第4章 ギリシアの氏族
第5章 アテナイ国家の成立
第6章 ローマの氏族と国家
第7章 ケルト人とドイツ人との氏族
第8章 ドイツ人の国家形成
第9章 未開時代と文明時代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
葛城吉隠
1
柄谷行人の『力と交換様式』の参考文献として出てきたので読みました。唯物史観論から氏族社会から国家への移行を分析している。2024/05/05
Takamitsu Tsubo
1
マルクスの盟友エンゲルス晩年の本。 いったい今の日本人のどれだけの人が家族や私有財産そして国家がどのように成立していったのかを掘り下げて考えた事があるだろう? 真に科学的な立場からその興味深いテーマに挑む労作。 そしてその理解を深める事は現代の活動にも実に有益。2013/02/07
Sumiyuki
0
家族はもともと氏族制度のもとでの集団婚からスタートして、生まれた。母系から父系へと変化するに従い、私有財産も生まれ、それを認めるために、国家が生まれた。 エンゲルスが理想としていた社会はなんだったんだろう。おそらくソ連ではないはず。2010/12/20




