内容説明
すばらしいプレーや逆転のドラマに心躍らされる反面に、危険球や不正行為も相変わらず。１２０年の歴史やルールの変遷もおりこんで、フェアプレーの魅力や野球の醍醐味をつづる。
目次
１ スポーツマンシップ
２ 野球のあり方を考える
３ ルールをどうとらえるか
４ １２０年の歩みから
５ 野球の楽しみ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きぬりん
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戦前に東大野球部所属、戦後には駒場で体育教師を務めた著者による、赤旗掲載コラムをまとめた本。ダイエーのサイン盗み疑惑、サッカーくじの導入、野茂の大リーグ行、横浜の超久々の日本一など時事ネタから始まっても、結局は著者の思い出や戦前野球こぼれ話へと結び付けられてしまうのは、シニアならではのご愛嬌と言うべきか。戦前野球への言及が多いと言っても、ほとんどは著者がらみの一高・東大関連で、戦前大リーグを除けば、それ以上の広がりはあまり期待できない。そのあたりに関心のある人なら。2024/05/13
