内容説明
本書は、戦後の資本主義の世界体系と対米従属的な国家独占資本主義として再編された日本資本主義の展開のなかで、国の農政がどう推移し、そのもとで日本の農業がどのような構造変化をたどってきたかを歴史的に分析し、今日の農業危機の特徴と打開の方向を示そうとしたものである。
目次
第1章 日本資本主義と農業の戦後再編―1950年代なかばまで
第2章 日本資本主義の高度成長と農業―1970年代初頭まで
第3章 高度成長の破綻と農業―1980年代なかばまで
第4章 現局面の日本資本主義と農業―1990年代なかばへ
第5章 農業危機と二つの道
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