内容説明
天皇制暗黒政治のもとで、戦争体制に協力した宗教者の戦前・戦中の苦い教訓をふまえ、「心の平和」を求めつつ、核兵器廃絶や環境問題など人類の緊急・死活的な課題にこたえる宗教者たちの熱いメッセージ。
目次
第1章 私の証言(15年戦争の中の私;環境破壊と人間の驕慢―汚濁を照らす悟りの智慧を;仏教者と環境問題;なぜ反核運動を行なうか;宗教者と原水爆禁止運動;天理教と平和運動;神道とは何だったか;伊勢神宮式年遷宮を考える;科学的社会主義と宗教;しなやかに、したたかに、そして着実に―平和・民主主義形成と平和資料館;平和憲法の意義;真の恒久平和のために―憲法と仏教の原点に立って)
第2部 座談会 戦争責任の反省と戦後の実践―日本宗教者平和協議会30年の歩み



