内容説明
日本共産党がなぜ世界に類例をみない党に発展していったのか高度に発達した資本主義国である日本での政治変革のたたかいの歴史的、現代的な意義をうきぼりにする。世界70カ国以上を訪問し、さまざまな党派の指導者・政治家と交流した著者が、鋭い国際感覚をいかして語る。
目次
1 世界史の激動のなかで(輝きます日本共産党の存在意義と国際路線;ソ連、アメリカの動向と日本;ソ連共産党の解体と日本共産党 ほか)
2 科学的社会主義の原則を擁護する国際舞台でのたたかい(ユーゴスラビアでの国際円卓会議に出席して;われわれの時代と社会主義―同会議での発言)
3 被爆国の共産党として(光彩はなった歴史的国際文書「平和綱領」から十年;世界の反核・平和運動と日本共産党)
4 欧州からみた日本共産党(マンデス・フランスと日本共産党;欧州での活動のなかで;日本共産党の機関紙活動)