内容説明
「大嘗祭」「即位の礼」が公然と踏襲されようとしている今、天皇の美化・神格化キャンペーンのねらい、イデオローグたちの主張や意図を明らかにし、憲法の国民主権の原則、民主主義を守るたたかいの重要性を説く。天皇美化・神格化のねらいを徹底批判。
目次
「天皇=元首」論の虚像と危険―「公的行為」論による天皇権限拡大にもふれて
天皇の死と日本共産党の立場
天皇「代替わり」と民主主義
天皇美化のための明治憲法論批判
民主主義をふみにじる天皇就任儀式
補論(天皇問題での主権在民原則の擁護のたたかいについて;あいまいにできない民主主義の原則;天皇賛美への恩赦制度の悪用に反対する;憲法違反の政府見解)