戦時報道管制下 隠された大地震・津波

戦時報道管制下 隠された大地震・津波

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  • サイズ B6判/ページ数 326p
  • 商品コード 9784406014700
  • NDC分類 453.215

目次

母の一生を変えた一人娘の死
2大地震の社会背景と概況(救援よりも国民監視;関東大地震を超えるM8.0;直下型地震の追い討ち;軍機保護法下の新聞報道と学術調査)
東南海地震―各県の被害(愛知県―壊滅した軍需工場と勤労学徒の死;静岡県―全滅の歴史を再現した太田川・菊川流域;三重県―大津波荒れ狂う熊野灘沿岸;和歌山県その他―震央から300キロの大阪にも被害)
三河地震―各町村の被害(空襲警報下の集団火葬;疎開学童たちの悲劇;ああ、全滅の明治村)
最後の天気予報

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

康芳英

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侵略戦争批判、自民党政権批判、防衛費(軍事費)批判、大企業批判、原発批判など昭和東南海地震(1944年)と三河地震(1945年)にかこつけて1986年当時の日本共産党のアジテーションを読まされる様な本。ただ筆者は三陸を中心とした津波災害史研究家としても著名な人であるので、戦時報道管制下で発生しあまり被害状況などが語られることのない両地震の被災状況の記述はきちんとしており、特に昭和東南海地震での津波被害の部分は読む価値がある。2012/05/24

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