実録 侵略戦争と新聞

実録 侵略戦争と新聞

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 278p
  • 商品コード 9784406014625
  • NDC分類 070.21

内容説明

マスコミ、そして新聞は、ふたたび「いつか来た道」を歩き始めているのではないか。そんな危惧を覚えざるをえないような、ジャーナリズムの今日的状況がある。…一体、戦前における新聞が、どのようにして侵略戦争の道具に転落していったのか、そこで新聞がいかなる役割をはたしたのか、いま一度、検証してみなければならない時にきている。

目次

第1章 「あのとき、こうしていれば」―戦後、新聞と新聞人が学んだもの
第2章 「もの言えぬ」新聞―戦前の思想・言論統制と新聞
第3章 「もの言わぬ」新聞―屈服・迎合と現実追認
第4章 国家総動員体制と新聞の戦争機関紙化
第5章 破滅への戦争と新聞の死滅