感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
67
木の上の巣箱で楽しく暮らしていた小さなヒメネズミ達。ある日、イタチに巣箱を襲われ散り散りに。尻尾の先が白いメスのヒメネズミは、一匹だけ岩の隙間に飛び込んで助かる。その後、岩陰を新しい巣にし、どんぐりやはしばみの実を蓄えて冬に備える。冬には雪の下にトンネルを掘って、木の実を掘り出して食べる。やがて、春になり、メスのヒメネズミは、伴侶を見つけお母さんに。数週間の子育ての後、また次の新天地を求めて旅に出る。次の赤ちゃんが生まれるからだ。このシリーズ、動物の生態を、動物の視点で物語として読ませてくれるのが良い。2016/05/08
たーちゃん
18
ひめねずみには天敵がいっぱい。元気に生きていってほしいと思った。2022/08/17
遠い日
7
今も変わりなく日本各地に、ヒメネズミは生息するのだろうか。人間を恐れず、観察がしやすかったとあとがきにあるが、この目で見てみたいものだ。2019/09/25