感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Cinejazz
8
昭和49年(1974)に世を去った<いわさきちひろ>サンと24年7ヵ月連れ添った<松本喜明>サンが、亡き妻への想いを綴った「描かれざる<いわさきちひろ>の世界」 ・・・〝妻いわさきちひろの死は私の人生に大きな衝撃をもたらした〟〝私の失った宝が私だけのものでなく、しかも途轍もなく大きなものだったことをしみじみと感じた〟〝「いわさきちひろとはどんな人だったのですか」といま聞かれれば、私は「一言でいえば彼女の絵のような人です」と答える〟・・・。2022/12/02
佐保(さほ)
3
ちひろの絵も載っているが、ちひろ本には珍しく文章中心。旦那さんが書いた本。共産党の話が多いが、人柄が見えてとてもおもしろい。亡くなる前、「生きたかった」というよりは「描きたかった」んだろうなあ。2012/10/27