防衛学

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  • サイズ 46判/ページ数 160p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784405120341
  • NDC分類 390
  • Cコード C0034

出版社内容情報

アメリカのプレゼンス低下や中国の世界進出、ロシアの周辺国侵攻、イスラエル・ガザ地区の対立など、過去にないほど混迷している世界情勢。
同時に、“ウサデン”と呼ばれる新領域の争いや、SNSを活用した認知戦などの重要性が高まり、紛争の形も変化しています。

そんな時流に対応するべく日本は防衛戦略を大きく転換するなど、
現在、ビジネスパーソンや一般人にとって、防衛に関する知識は必要不可欠な教養の1つになっています。

本書では、防衛の基礎知識から、日本とアメリカ、中国、ロシア、韓国、北朝鮮の防衛戦略、経済やエネルギー、宗教など対立の火種、
リアルな衝突の背景などを解説していきます。

【主な掲載内容】
○「防衛と安全保障の関係」、「軍隊と自衛隊」「抑止力」など、防衛を理解するうえで前提となる基礎知識
○日本と、アメリカ、中国、ロシア、韓国、北朝鮮の、基本的な防衛戦略、組織、防御力、動向
○対立の火種になる経済、エネルギー、宗教・民族、武器規格における世界の勢力図
○米韓と中朝、欧州とロシア、インドと中パなど、代表的な対立構造
○ウクライナ侵攻、イスラエル・ガザ地区危機、台湾有事の背景

パラパラとページを見ていくだけで、世界情勢への理解を深まり、防衛に関する会話ができるようになります。

内容説明

防衛戦略から世界各国の動向や思惑が見える!“戦後もっとも厳しい”状況にある日本の防衛を考える。

目次

1 防衛の基礎知識(そもそも防衛って何?;そもそも防衛の主役・軍隊って何? ほか)
2 国によって大きく異なる日本と大国の防衛戦略(日本;アメリカ;中国;ロシア;北朝鮮;韓国)
3 防衛戦略を左右する世界の勢力図(対立レイヤー(1)金の切れ目が縁の切れ目に!?経済協力問題
対立レイヤー(2)限られた天然資源の争奪戦に エネルギー問題 ほか)
4 事例で見る各国の背景と防衛(プーチン大統領の思惑が外れた 2022年ウクライナ侵攻;やり過ぎのイスラエルに避難轟々 2023年イスラエル・ガザ地区危機;太平洋最大の懸念…中国が攻勢を強める 台湾有事と南シナ海問題)

著者等紹介

小野圭司[オノケイシ]
防衛研究所主任研究官。兵庫県生まれ。京都大学経済学部卒業後、住友銀行を経て、97年に防衛庁防衛研究所に入所。社会・経済研究室長、特別研究官などを経て24年より主任研究官。専門は戦争・軍事の経済学、戦争経済思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tomitakeya

3
世界の紛争状況の根がどこにあるかが分かる。中国、ロシアと巨大大国がアジアの争奪に動き、インドやアフリカが人口ボーナスで巨大国家に成長しつつある。イデオロギーや宗教などによる対立は根深く解決の糸筋が見えづらい。混とんとする世界の中で、日本はどのように存在していくのか問われている。2024/05/26

オミソドン

1
本当にサクッとわかる。 日本を巡る防衛情勢や方針、世界各地の対立状況など、この本を起点に興味があるところは踏み込んで調べられるのではないか。また、簡単に話す分にも知っておきたいレベルの内容が網羅されているのでは?と感じた。 イラストが可愛くてよい。2024/07/05

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