出版社内容情報
ビジネスモデルはビジネスの数だけありますが、実はいまだに明確な定義はありません。本書ではわかりやすくするためにビジネスモデル=「儲けるための仕組み」とし、ターゲットのデザイン、バンドリング(統合)、差別化・ニッチ戦略などに分類しています。気になるあの企業の儲け方の秘密や革新的なビジネスモデル、興味深いビジネスモデルを中心に「なるほど」と思わずうなるものを紹介していきます。
・日本一売れるアイスをつくる独自路線 赤城乳業
・「売らない店」をはじめた マルイ
・入りづらい写真館のイメージを変えた スタジオアリス
・今やエレベーターは移動ではなくブランディングを担う 三菱電機
・似ているようで実は中身は全然違う Times PARKINGと三井のリパーク
■本書は「図解を見るだけで、ビジネスモデルの会話・説明ができる」ようになります。イラスト周辺の文字や図解で、各企業のビジネスモデルがわかります。文字中心のテキストを読むのは億劫。もっと手軽
内容説明
新たなビジネスモデルが利益を上げる!利益の出ない同質競争から、いかに抜け出すか?見るだけで儲け方がわかる!ビジネスモデルの第一人者が伝授!
目次
1 「ターゲット」に「バリューチェーン」、「ニッチ戦略」…ビジネスモデルを構成する要素(本当のお客さまは、一体誰なのか…ターゲットをデザインする;ビジネスの価値を生むフローの一部と全部、どっちをになう バリューチェーンとアンバンドリング;よく聞くけれど、ビジネスでは異なる意味をもつ 差別化戦略とニッチ戦略 ほか)
2 業界ごとに見てみよう!王道のビジネスモデルと、特徴的なビジネスモデル(旅館・ホテル業界 王道のビジネスモデル―宿泊・料飲・宴会という3つの部門が事業のメイン;特徴的なビジネスモデル―昨日まで競合だった相手が、今日からお客さまに!?星野リゾートのビジネスモデル;特徴的なビジネスモデル―顧客満足につながる差別化と、コスト削減を追求 スーパーホテルのビジネスモデル ほか)
3 「なんであんなにうまくいく?」成長する企業に隠されたビジネスモデルの秘密(なぜ、QBハウスは急成長することができたのか?;小売店のマルイが、“売らない店”をはじめたってどういうこと?;スタジオアリスは、いわゆる“街の写真館”とは真逆のことを行ってる!? ほか)
著者等紹介
山田英夫[ヤマダヒデオ]
慶應義塾大学大学院経営管理研究科(MBA)修了後、三菱総合研究所にて大企業のコンサルティングに従事。1989年早稲田大学に転じ、大学院経営管理研究科(ビジネススクール)教授。専門は、競争戦略論、ビジネスモデル。博士(学術:早稲田大学)。アステラス製薬、NEC、ふくおかフィナンシャルグループ、サントリーHDの社外監査役・取締役を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。