死の言葉

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死の言葉

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784405108202
  • NDC分類 114.2
  • Cコード C0030

出版社内容情報

どんなに健康な生活をおくっていても、誰にでも死は訪れます。人類は哲学、宗教、科学、歴史、美術など様々な面から死について考え続けているといっても過言ではありません。
本書では全人類に共通する「死」について、「知の巨人」佐藤優が歴史に残っている偉人たちの言葉をピックアップし、死生観について語ります。

内容説明

偉人たちの名言から生と死を学び直す。

目次

第1章 死を乗り越える(神は死んだ。―フリードリヒ・ニーチェ;死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。―吉田松陰 ほか)
第2章 死を知って生きる(お前たち、そうやって死を遁れようとしているが、どうせいずれは向こうからお迎えに来る。―ムハンマド;燃えたよ…真っ白に…燃え尽きた。―梶原一騎・ちばてつや ほか)
第3章 死を受け入れる(散りぬべき時知りてこそ世の中の花も花なれ人も人なれ―細川ガラシャ;死とは死によってすべてから去るものであるとすれば、すべてから去られるときも死であるといってよいに違いない。―森敦 ほか)
第4章 死の周辺を巡る考察(アウシュヴィッツでは死が至高の支配者だったが、死の傍らには偶然があり、これが収容者たちの運命を決めたのである。―ハンナ・アーレント;野心は思考の死である。―ルードヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン ほか)

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
1960年、東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。1985年に同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省に入省。在英国日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴され、2009年6月に執行猶予付き有罪確定。2013年6月、執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞受賞。『自壊する帝国』(新潮社)で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

26
「鳥の刷り込み」のごとく、死生観も初体験に生涯影響されると著者。その上で先人の「死」への見解を並べ、批評する。ニーチェの「神は死んだ」は刹那主義に繋がり、選民思想にも利用される。松陰のいう「大和魂」はナショナリズムの象徴となり、戦時下青年の多くが天皇のために殉じた等、切れ味が鋭い。ただ一点、コーランの一節を引き、死によって生命がリセットされ、天国で復活するとし、「永遠の命というものは忌避されるべきもの」と述べるが、合点できない。生命の連続性が、今世、良く生きるための最大の根拠では。2024/07/23

ふくとみん

21
少しずつ読んだ。最後にブッダの「無記」について書いてあった。ブッダのことばを読んでいるのにも関わらず知らなかった。イスラム教のコーランについても書いてあった。佐藤優の博学はすごいけど自身の死も近づいていると感じているのだろうか。2025/01/17

funuu

6
死とは、生物学的には人間の生命活動が停止し、身体機能が不可逆的に終わる状態を指します。心臓や脳の活動が停止し、意識や生命が失われる瞬間です。しかし、哲学的・文化的な観点では、死の意味は多様です。 - **哲学的視点**: 死は存在の終わりであり、人生の有限性を象徴します。ハイデガーは「死への存在」として、死が人生に意味や緊急性を与えると述べました。エピクロスは「死は我々に何もない」とし、恐れる必要はないと説きました。 - **宗教的視点**: 仏教では死は輪廻の一部であり、次の生への移行です。2025/04/27

よみよし

4
こんなふうに書で死を意識するのは、生きているうちに必要な作業なんだろうな。人は忘れられたときが本当に死ぬときで、すなわち誰かの心のなかに残っているうちは死んでいないって思いはずっと持っていたい。2024/11/17

oko1977

3
- 死生観=刷り込み - マックス・ヴェーバーの思想では余った収入は投資に向けるべきで、恵まれない人への寄付は努力が足りない人になるので意味がないという解釈 - 大パニックにならないように死の訓練が本書の目的 - 大戦中も空爆されない場所が2つあった。軽井沢はスイスやスウェーデンの公使館が、箱根はロシアの大使館があったため。 - 自分が考えたことは過去誰かが考えたことだろう、ということで纏められたのが本書2025/01/14

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