出版社内容情報
美術の誕生にはかならずと言っていいほど社会の動きが関係しています。事実、西欧世界では古代から19世紀末まで王侯貴族や教会の注文によって芸術が発展し、主題や描き方も当時の社会背景に大きな影響を受けてきました。
本書では、省略されがちな名作誕生の時代背景を、切っても切れない歴史の出来事や重大事件とともにビジュアル年表付きで解説。
西洋美術の成り立ちをより深く知りたい、教養を高めたい人に最適の一冊です。
『いちばん親切な西洋美術史』の姉妹本。
●歴史の出来事と美術の関係を示す巻頭ビジュアル年表付き!
●西洋史の流れをつかみながら美術の成り立ちが一目でわかる!
●豊富なカラー図版と共に見開き2ページで1つのテーマを解説!
●当時の人々の暮らしがわかるコラムも充実。
内容説明
その時、歴史はどう動き、美術は何を語るのか?古代から現代まで、西洋史の流れを300点超の名作とともに読み解く。
目次
1 古代―文明の夜明け(文明のはじまり;文字の発明 ほか)
2 中世―キリスト教の至福千年(キリスト教の誕生;五賢帝時代―パックス・ロマーナ ほか)
3 近世―“再生”のルネサンス(プロト・ルネサンス;商業の発達とギルド ほか)
4 近代―市民革命の時代(対抗宗教改革;オランダ―真の市民社会の誕生 ほか)
5現代―グローバル化のその先へ(ロシア革命;第一次世界大戦の惨劇 ほか)
著者等紹介
池上英洋[イケガミヒデヒロ]
美術史家・東京造形大学教授。広島県生まれ。東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。専門はイタリアを中心とした西洋美術史・文化史
青野尚子[アオノナオコ]
ライター、編集者。東京都生まれ。美術、建築の分野を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
yyrn
CarpMeso
ganesha
takakomama