目次
第1章 世界の哺乳類
第2章 哺乳類とはどのような生物か?
第3章 哺乳類の祖先
第4章 生き残りをかけた体のデザイン
第5章 子孫を増やす、子どもを育てる
第6章 哺乳類のくらしぶり
第7章 私たちと生きる
著者等紹介
三浦慎悟[ミウラシンゴ]
早稲田大学人間科学学術院人間環境学科教授。理学博士(京都大学)。1948年生まれ。東京農工大学大学院農学研究科修士課程修了。兵庫医科大学医学部、森林総合研究所、新潟大学農学部を経て現職。前日本哺乳類学会会長。動物行動学、野生動物保全管理学を専門とし、フィールドワークで明らかになる野生動物の生態や行動を保全と管理に役立てることをライフワークとしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナクマ
25
(p.90)哺乳類は異歯性であり、切歯、犬歯、臼歯(前・後)の4種類の歯をもっている。初期のトリボスフェニック型臼歯は、かみ切ることと、かみつぶすことの両方ができた。(p.48)食性に応じて歯の形を変える柔軟性が哺乳類の繁栄につながったといえるだろう。2021/05/05
あるにこ
14
哺乳類の進化の歴史から祖先やフォルム、生存戦略について幅広い。内容の半分が図や写真を用いて詳しく説明しており、理解がしやすい。寒冷地帯の動物ほど熱の放出を避けるため、皮下脂肪をつけ体は大きく、表面積を減らすため、目鼻が小さくなるなど面白い。子供から大人までおすすめできる本かなと思います。2021/05/31
トムトム
11
基本をおさらいしてみよう、と思い読んだ。分かりやすかった。ちょっとビックリしたのが2011年発行。すでに説が変わっている事がたくさんあった。たかが数年で古い情報になるなんて、恐ろしや!2019/11/07
アナクマ
6
この手のジャンル別図解本は難易度の調整が難しいのか、当たりハズレが激しい印象。単にカラフルなだけで図解していなかったり、簡略化しすぎて本質が伝わらなかったり、逆に専門書レベルを羅列しただけだったり。この本は、野生動物に興味はある、という程度の素人の私にとってはちょうどいい軟らかさ。あ〜、こういう設計のうえに自分らの身体や生活があるんだな〜と。哺乳類全体に通じる基本法則を抽出してあれこれ見せてもらえる本。科学はいい。おすすめ。2017/02/04
fumikaze
5
哺乳類について書かれている。絵付きで分かりやすく面白いが、読みきれず一旦返却。買う程では無いのでまた後日借りよう。(市川図書館)2025/01/18
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