内容説明
昆虫に関する基本的な知識を、多くの図を用いることでわかりやすく解説。また、最近の研究成果も取り込みつつ、広範な分野の解説を試みた。
目次
第1章 昆虫の基礎知識
第2章 どんな昆虫がいるか
第3章 昆虫の食べ物
第4章 身を守るための戦略
第5章 繁殖と分布の拡大
第6章 社会性昆虫
第7章 人間と昆虫
著者等紹介
岡島秀治[オカジマシュウジ]
東京農業大学農学部長・農学研究所長。1950年大阪生まれ。東京農業大学大学院農学研究科修了。農学博士。東京農業大学農学部助手、講師、助教授、教授を経て、2008年より現職。専門は昆虫学で、アザミウマ目の分類や天敵に関する研究を中心に、幅広く昆虫を見つめ、コウチュウ目にも造詣が深い。100編を超える学術論文の他、昆虫に関する図鑑類、解説書や絵本など、啓蒙書を中心に多数の著書・監修書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あるにこ
9
図書館本。昆虫の体の構成やバッタ目などの種ごとの特徴、擬態、擬死、周期ゼミなどをページごとに説明しており分かりやすい。蜂のダンスによって餌の方角、距離、良い餌場かがわかるとのこと。2021/06/29
naoto
1
カラで図表も多く、読みやすい。各目の紹介から生態、最後は研究者(ダーウィン、ウォーレス、ファーブル)まで。ファーブルがフランスでの知名度が今一つというのはちょっとショックかな。フランス人も、もっと虫を愛してほしいな。2016/08/18
Ken Sugawara
1
昆虫の分類や種類ごとの特徴、生態に関する説明がコンパクトにまとめられている。解説文と図・写真を見開きで一項目ずつ載せている。易しくわかりやすいものの、とりあげるテーマには昆虫をとりまく環境や人間へ及ぼす影響などもあるため、幅広く学ぶことができる。2013/05/26
奏
0
虫に興味がちょっとでもある人は読むべき。バイブルにしていいと思う。2012/01/18
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