目次
第1章 心理学への招待―心理学とその歴史
第2章 心と個性―性格心理学
第3章 人とのかかわり―社会心理学
第4章 心の育ち方―発達心理学
第5章 心のしくみ―知覚心理学・学習心理学・認知心理学
第6章 心のダメージ―臨床心理学の基礎
第7章 心のケアと支援―臨床心理学の実践
著者等紹介
青木紀久代[アオキキクヨ]
山口県生まれ。東京都立大学大学院博士課程修了。博士(心理学)。臨床心理士。東京都立大学人文学部助手を経て、1999年お茶の水女子大学生活科学部助教授、2007年より現職(お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科准教授)。現在お茶の水女子大学心理相談センターほか、保育園や子育て支援センター、学校(小学校~高校)に出向き、心理臨床を行っている。専攻は発達臨床心理学、精神分析学
神宮英夫[ジングウヒデオ]
石川県生まれ。東京都立大学大学院修士課程修了。文学博士。東京都立大学人文学部助手を経て、1980年東京学芸大学助手、講師、助教授、1998年明星大学人文学部教授、2000年金沢工業大学工学部教授、2008年より現職(金沢工業大学情報学部心理情報学科教授)。現在、金沢工業大学感動デザイン工学研究所所長。専攻は応用実験心理学、感性工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
22
大学時代に講義受けたけど、当時はあまり理解できず忘れかけていたので読みました。習った言葉が懐かしい!挿し絵や図解で当時よりよく理解できた気がします。2015/06/16
もちもちかめ
15
ちゃんと教科書として、ポツポツ読んだ。大変に勉強になった。強く感慨深かったのは、心理学者って、とっても論理的で、論理を信じているんだなということ。実験ってそうでしょう。AがBであることが100回サイコロ転がして出たから、AはB。じゃあ101回目は?なんて考えたらダメ。それは科学じゃないから。線引きをすることが大切。身体の中身は人間なら皆同じ。目と耳は2つ、口はひとつ。それを知れて良かった。スピとは厳然たる線引きがある。2024/03/10
ちょん吉
3
図が多くて分かりやすく読みやすかった2019/05/04
ぴーたん
3
心理学って何だろう?とずっとナゾでした。この本では歴史上の人物や有名な実験、現代人が抱える心理的な問題、病理まで、ざっくり網羅されていて全く学んだことのない私でも理解できました。表紙はとっつきにくいですが中身は見開き1テーマ、左は解説、右は図解になっています。2012/12/30
徳島の迷人
2
心理学入門者にオススメの本。心理学がどのような範囲なのか分かり、カラー図解が多いので読みやすいし記憶しやすい。やはり身体が変化するとき心も大きく変化しそうだ(例:成長期、老いの始まるアラサー、やれることが少なくなる老年前期)。行動と感情、どちらが先かは面白い。「記憶は貯蔵されているというより、想起時に作り直されている」。サルのストレス実験、半端に対処法を与えられていると常に警戒しないといけなくなりストレスとなる、膨大な選択肢を与えられた現代人のよう。19世紀に始まった心理学は、まだまだ日進月歩だ。2021/10/28
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