出版社内容情報
幼稚園や保育園のどのクラスにもいる“気になる子”。
先生や大人にとっては、“困った子”に見えるかもしれませんが、
実際にはその子自身が“困っている”のです。
保育現場でよくある「気になる子」に関するシーンを
「行動」「身体の動き」「人との関係」「保育生活」「言葉」の5つのテーマにわけ、
シーン別の対応例をたっぷり紹介します。
・夢中になると切り替えが苦手
・散歩のとき列から離れてしまう
・姿勢がくずれやすい
・身体が少し触れただけで取り乱す
・偏食が激しい
・手をつなぐことをいやがる
・質問と違う答えが返ってくる など
どうしてそのような行動をするのか、同じ行動に見えてもその「背景」は一人ひとり異なります。
子どもと向き合い、背景を分析し、その子に合った具体的なサポート方法を考える一助に!
保育士・幼稚園教諭、必携の1冊です。
冒頭には、コピーして使える絵カード付録つき。
気持ちや体調、1日の流れなど、アイデア次第でさまざまな活用ができます。
内容説明
行動、身体の動き、人との関係、保育生活、言葉、5つのテーマに分けた気になる子どもに関する74の事例と、シーン別の対応例をたっぷり紹介します。それぞれのシーンや対応法がイメージしやすいよう、解説にあわせたイラストを掲載。明日からの保育実践のヒントに!目に見えない気持ちや言葉を視覚化した絵カードを使うことで、子どもとのコミュニケーションを深められます。使い方例の写真を参考に、自由なアイデアでお役立てください。カラーの絵カードつき!
目次
行動(絵本を見ていられない;夢中になると切り替えが苦手 ほか)
身体の動き(食べ物をこぼしやすい;物をよく落とす ほか)
人との関係(身体が少し触れただけで取り乱す;おもちゃの貸し借りができない ほか)
保育生活(手や足が汚れると大騒ぎする;挨拶をする前に食べ始める ほか)
言葉(声の大きさが調整できない;質問に答えない ほか)