内容説明
歌舞伎狂言の基本レパートリーを網羅。全作品に現代役者による臨場感あふれる舞台写真。収録作品は、純歌舞伎・義太夫狂言・新歌舞伎をとりまぜて一三七篇、歌舞伎舞踊四四編。表題には、本外題(正式な題名)と通称(一般的に親しまれている呼称)を併記し、別名題(その他の通称や呼び名)も付記した。各演目で取り上げた写真の場面を「名場面」として解説している。
目次
第1章 純歌舞伎、義太夫狂言、新歌舞伎(妹背山婦女庭訓;仮名手本忠臣蔵;天衣紛上野初花 ほか)
第2章 舞踊劇(色彩間苅豆;春興鏡獅子;京鹿子娘道成寺 ほか)
第3章 歌舞伎のイ・ロ・ハ(「歌舞伎」とは?―その歴史を見てみよう;筋書きのパターン&キーワード―代表的なものを知っておこう;歌舞伎の基礎用語 ほか)
著者等紹介
藤田洋[フジタヒロシ]
昭和8年(1933)、東京に生まれる。青山学院大学文学部卒業。演劇評論家。昭和37年から月刊誌『演劇界』の編集に携わり、昭和55年より同誌編集長、同社社長となる。昭和61年フリーとなり、平成5年から8年まで第二国立劇場(現・新国立劇場)の初代演劇芸術監督を務める。現在、日本演劇協会常任理事。隔月刊誌『新・能楽ジャーナル』編集委員。菊田賞(昭和45年)、第43回芸術選奨文部大臣賞(評論部門)(平成5年)、紫綬褒章(平成11年)、旭日小綬章(平成17年)を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なつおだん
1
初めて歌舞伎を見に行った時に予習として読みました。写真も豊富だし、初心者にはぴったり。後は「かぶき手帖」で役者を覚えて、芝居小屋へ!
RYOKO
1
未見の演目については、説明が短すぎてわかりにくいものもあります。しかし、写真や名場面、みどころ、名台詞まで網羅して181演目というのは、初心者向けのガイドブックとしてはありがたいです。2009/06/09
まめこ
0
どれを見たのかメモ用に購入。予習にはあまり向かないが、あとで見直すにはちょうど良い、シンプルな説明。2016/01/31
ココア7
0
演目がいっぱい載っている上、写真付きで楽しい。 見たものも、思い出せる。2015/06/20