内容説明
徳川宗家から御三家・御三卿・御家門まで、幕末・維新後の肖像。
目次
１章 徳川宗家―最後の将軍と維新後の宗家（徳川慶喜家―明治政府に赦された慶喜が宗家の別家として新たに創設；徳川宗家―明治維新後も公爵家として引き継がれた徳川家の本流）
２章 御三家―宗家を囲む最高位の藩屏（尾張徳川家―佐幕よりも勤王を藩訓として戊辰戦争で官軍の主力となる；紀伊徳川家―将軍を二人も輩出した御三家の名門；水戸徳川家―光圀以来の尊皇家でご三家で唯一公爵を授爵）
３章 御三卿―宗家の断絶を防ぐ「血の予備軍」（田安徳川家―御三卿のひとつとして宗家十六代当主を出す；一橋徳川家―二人の将軍を輩出し戦後は講和条約締結を担う；清水徳川家―パリ万博を見た昭武、国内初のパイロット好敏）
４章 御家門―幕末史に名を残した松平一族（越前松平家―徳川慶喜とともに幕末の幕政を主導する；会津松平家―家祖から最後の藩主まで徳川宗家への忠誠を貫き通す；桑名松平家―一橋慶喜、会津松平家とともに長州藩に対抗、戊辰戦争を戦う）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sofia
34
徳川一族の写真をいっぱい見て読んで、何度も家系図のページに戻り、おなかいっぱいになった。子がいないとき、慶喜家、宗家、御三家、御三卿が養子関係で交錯するので、家系図がすごい状態になる。わかりやすい文章とはっきりとした写真、これらを記憶して歴史小説を読んでみたい。2021/07/12
雨巫女。@新潮部
14
《私‐図書館》慶喜さん、明治なってからの、子供多すぎませんか？しかし、一族みなさん似てますね。(笑)2013/05/07
phmchb
8
現在の徳川宗家の18代目当主は慶喜の直系と思っていたが、どうやら違うらしい。維新の時に慶喜が宗家を別の人に譲って隠居したみたい。で、後に爵位を貰ったときに新たに徳川慶喜家を起したという。にしても宗家もだが御三家・御三卿も養子が多いな(-_-;)。2019/07/05
ぷれば
8
｢ｶﾒﾗが撮らえた」ｼﾘｰｽﾞ。最後将軍･徳川慶喜と、宗家、徳川慶喜家、御三家･尾張、紀伊、水戸、御三卿･田安、一橋、清水、御家門･越前、会津、桑名(松平家)。徳川時代から明治、大正と時代はかわれども、日本という国に与えた影響、貢献は計り知れないと実感。どの写真もｸﾘｱでｷﾚｲ。男女とも気品があり、美しいです。2015/12/10
及川まゆみ
4
カメラが撮らえたシリーズ。このシリーズはきれいな写真をよくさがしてくるなぁと思いますし、読みやすいです。それにしても昔の人は本当に小さいなぁと思う。読んでいて楽しいです。2014/05/16
