出版社内容情報
これまで日本は、韓国側の国を挙げた反日政策に対して「謝れば収まる」という事なかれ主義で対応してきた。しかし、こうした譲歩は問題をより深刻化するだけである。日本人が知らない韓国の異常な反日政策の実態に迫るとともに、健全な外交をとり戻す術を考察する一冊。
内容説明
「韓国にはそもそもナショナリズムに対する批判が少なすぎる。ナショナリズムを野放しにするということが韓国人にとって危険なことであるという当たり前の議論をほとんどだれもしていないのである」内省を欠きもはや怪物と化した「反日」ナショナリズムの姿をさまざまな側面から浮き彫りにする警鐘の書。
目次
1 もはや怪物・韓国ナショナリズム(朴選手の「一瞬のあやまち」;韓国国会の風景;「独島愛の汎国民運動本部」;反日ナショナリズムは韓国をも傷つける)
2 「反日」とはなにか(「反日」とはなにか;アイデンティティとの不可分な関係;反日と無縁な韓国人はいない;反日とは一種のレイシズムである;反日には矛盾した感情や思考がある;反日は国際連帯する)
3 反日論、いくつかの型(文化的優越意識;よりニュートラルな記述;疑念や不信;敵意や対抗心;李御寧の日本論;その他の反日論)
4 歴史教科書に描かれた日本(文化的優越性の記述;「日帝」の蛮行と抵抗;日本以外の侵略史の記述)
5 韓国ナショナリズムの性格(朴正煕のリフォーム・ナショナリズム;子供たちのナショナリズム;同質性と孤立性;日本との関係;おわりに)
著者等紹介
鄭大均[テイタイキン]
1948年岩手県生れ。首都大学東京人文科学研究科教授。東アジア研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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