内容説明
晩年は破産して仕事もなくなったボッティチェッリ、死の直前までノミを振るい続けたミケランジェロ、毒殺説も流れたマザッチオやフィリッポ・リッピ、80代半ばに色気溢れる裸婦を描いたベリーニ…。あの芸術家たちの意外な晩年に迫る。
目次
ゴシック
ルネサンス
初期フランドル絵画
北方ルネサンス
マニエリスム
バロック
ロココ
新古典主義
ロマン主義
バルビゾン派・写実主義
写実主義
ラファエル前派
印象派・耽美主義
印象派
新印象派
ポスト印象派
著者等紹介
平松洋[ヒラマツヒロシ]
1962年、岡山生まれ。作家、美術キュレーター。早大文卒。展覧会の企画・運営やプランニングとともに執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ハイランド
80
興味深い内容で面白くはあるのだが、画家の生涯を1~2ページで説明しようというのがそもそも無理な話。文中で触れられている作品の図版も掲載されていないのが多く、ちょっとフラストレーションが溜まる。でも作品やその名声と、臨終の様子は皮肉に満ちている。名声を得、時代の寵児ともてはやされながら、困窮の中臨終を迎えた画家が多いのも目ウロコであった。興味を持った画家がいたら、自分で調べてごらんという著者のメッセージかもしれない。本書を最後まで読んで、冒頭にあった「芸術は長く、人生は短い」という意味を再度考えさせられた。2019/02/11
ユウユウ
31
図版が小さい!こんなんじゃわからないです。もったいない。もう少し人物絞ってもしっかり図版入れてほしかった。2018/09/21
さっちゃん
15
途中から流し読み。惹きつける題名のわりに深みがなくてがっかり。2016/03/14
m
8
画家の最期を知ることで、違う観点から絵画を楽しめればと思い読んでみたものの微妙。微妙すぎる。印象派しか知識がなかったので前半はちんぷんかんぷん。しかし肝心の印象派の部分はすでに知っていることが多かった。何より誤記が少なくなく、集中して読めなかった。ミレーと書くべきところをルソーと記しているのには驚いた。目のつけどころは良いのに中身がなんだか残念な本。2014年190冊目。2014/12/30
SKH
8
ゴシックからポスト印象派までの著名な芸術家たちの半生をコンパクトに解説。2014/09/25




