目次
第1部 古代エジプトの死生観(偉大なる建造物;古代エジプト人のくらし;エジプトの神々;「死者の書」;文学の誕生)
第2部 王朝を築いたファラオたち(ナルメル―謎多き初代ファラオの正体とは?;ジェセル―その名を不朽にした史上初のピラミッド;クフ―ピラミッド建設は、農民のための失業対策だった?;アメンエムハト一世―王位簒奪者の生涯を覆った暗い感情;センウセレト1世―武力に優れた、魅力的な人がらのファラオ;トトメス一世―たび重なるアジア遠征で最大版図を実現;アメンヘテプ四世―アテン神に夢中になった「異端王」;ツタンカーメン―知らぬ者のいない少年王の、知られざる死因;ラメセス二世―建築王の異名を持つ、最も偉大なファラオ;クレオパトラ七世―エジプト王国の最後を飾った美貌の女王)
著者等紹介
吉成薫[ヨシナリカオル]
東京都生まれ。昭和女子大学人間文化学部歴史文化学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みや
25
古代エジプト人が残した遺跡と歴代の王たちのエピソードを解説する入門書。カラー写真が豊富で、しかも色鮮やかでとても美しい。見慣れた観光地の写真であるのに、その壮大さに息を呑んだ。パピルスや壁画ですら見え方が変わるのだから凄い。ぜひとも生で見たいと期待感を増してくれた。観光地もファラオも有名どころだけを取り上げているので情報量は少なめだが、要所はしっかり押さえているので旅行のためのガイドブックとしては最適だと思う。「死者の書」の解説も良かった。巻末の神殿平面図がシンプルで分かりやすく、現地でも重宝しそう。2018/03/20
たまきら
22
大人の入門書、といったところでしょうか。画像がとても美しく、眺めてうっとり。特に王様たちの部分はわかりやすかったです。2021/08/04
aisu
8
写真が綺麗。一つの項目に解説文1,2ページに写真3,4ページ解説付き。読み易くわかりやすかった。面白かった。巻末に簡単な地図、年表あり。参考文献が載ってないけどいいのかしら。2015/02/02
クェーサー
2
この前に読んだエジプト本よりもかっちり説明してくれる歴史本。写真がめっちゃ綺麗。そこにきっちり説明もついてて嬉しい。少ないページ数で3000年のあれこれを書くからあっさりしてる。わからないことが多い分野だけに、筆者によって捉え方が違うのかなって感じの部分もあって、うんちくと比べて読んだら楽しかった。先に読んで覚えのある話や人名が出てきたので、読んだ順番はうんちくの方を先にしといて良かったかなと思う。二つ合わせて読んで、なんだかアメンへテプ四世が気になった。2013/11/07
とんび
1
流石に三千年を一冊では駆け足というか抄という感じだけど、図版は素晴らしく「ビジュアル選書」の面目躍如というところ。2020/12/30
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