内容説明
日本史上最大のクーデターとしてトップレベルの知名度を誇る「本能寺の変」。実行者・明智光秀の背後に黒幕がいたとする説は根強く、多くの人物の名が挙げられてきた。“戦国の覇王”織田信長を葬り去った黒幕は本当にいたのか?本書は、足利義昭、朝廷・天皇、本願寺など「本能寺の変」の黒幕と目されてきた勢力と光秀の動向を改めて検証し、事件の真相に迫るよすがとなるよう編集した。
目次
第1章 本能寺の変を知るために(時代のなかの「信長像」;諸説検証本能寺の変)
Q&A ここが知りたい本能寺の変基礎知識
第2章 信長の天下統一を阻む抵抗勢力(京都復帰を画策する足利義昭と「鞆幕府」;天皇は本当に信長を恐れていたのか;本願寺教如の諸国秘回と信長滅亡 ほか)
第3章 本能寺の変その後(その後の信長一族;『日々記』から見る本能寺の変;泣き笑い本能寺の変)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
93
日本史史上最大のミステリーとされている本能寺の変。ある程度は明らかにはされているものの、未解決の部分も多い為、この手の本はつい手にとってしまいます。改めて変の動向を考察することで事件の真相に迫っていくのが興味深いところでした。目新しい事実があったわけではないですが、史実の検証本としては十分満足できる1冊。本能寺の変のその後の人々などに触れているのも惹かれました。面白かったです。2017/05/06
YOS1968
10
日本史上の最も劇的であり、多くの未解決な要素が多く、これまでも様々な説が繰り返されてきた「本能寺の変」。新幹線に乗ってる間に読む本を探していると、ついつい手に取ってしまう性。目新しい事実はなかったものの楽しめました。京都までの時間で読了。2012/09/20
perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇵🇸🇾🇪🇱🇧🇨🇺
3
2012年刊。題名通り、本能寺の変に関するまとめ的本。これまでの諸説の変遷を見つつ、主に黒幕説についても一応書き、その上で検討に値するものを取り扱っている。例えば朝廷黒幕説、イエズス会黒幕説、本願寺(というか教如)黒幕説。他、光秀単独犯行説の背景について彼の部下である斎藤利三や四国の長宗我部元親らのパワーバランス云々。その後で変後の人々についても多少書いてあり、全容が掴める構成になっている。→2021/02/14
逍遥遊
3
3-03-20180104 多方面から検証していて面白かった。最後本能寺の事で締めたところがよかった。でも、やっぱり光秀の動機までは踏み込めていない。歴史読本にはもっと頑張ってほしいですね。やはり明智光秀は尊敬すべき人だな。2018/01/04
紫
2
「本能寺の変」最新研究ガイド……といっても、2012年刊行で、もとは『歴史読本』誌2011年7月号の特集を再編集したもの。2010年頃の研究のレベルを調べるつもりでお読みください。時期的には2000年代と2010年代の信長研究の過渡期の言説だけに「革命児」「古い秩序の破壊者」といったイメージの信長像と一次史料重視の検証にもとづく信長像が混在している印象。足利義昭黒幕説や本願寺教如黒幕説が大きく採り上げられる一方、明智憲三郎氏の著作がたった一行だけの紹介だということに世の移ろいを覚えるのであります。星3つ。2019/05/04
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