内容説明
妖精、ドラゴン、ペガサスなど38種類の幻獣を描いた古今の名画220作品を収録した究極の1冊。
目次
第1章 ギリシャ神話の住人たち(ゴルゴーン(メドゥサ)
ニンフ
キューピッド
キマイラ
ミノタウロス ほか)
第2章 さまざまな神話・伝説の住人たち(ドラゴン;スフィンクス;ユニコーン;グリフォン;妖精 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井月 奎(いづき けい)
36
私の脳内はお花畑なのですけれども、その花の影にはいつも何かがかくれんぼしています。私がそちらを向くと逃げ、隠れてしまう。でも私は知っているのです。それらが誰なのかを。それらはセイレーンであり、メデューサであり、アンドロメダなのです。それらがこちらを見ているとき、私はオデュッセウスやペルセウスとなっているのです。物語はそうやって人を変身させる力を持っていて、それに形をつけてくれるのが絵画や彫刻なのです。物語を読み、絵画を見ることは冒険に他ならないのです。今夜はゲオルギウスとなってドラゴンと戦いましょうか。2018/02/13
Nat
29
図書館本。名画の中の様々な幻獣たちを見て楽しんだ。それぞれの解説の後にその幻獣がメインになっている名画を紹介している。クラナッハの今まで見たことがなかった絵があったので、嬉しい。いつもより怪しくないヴィーナスとキューピッドの絵やちょっとヘンテコなドラゴンを倒している聖ゲオルギウスなど。残念だったのは、所蔵館などの記載がなかったこと。2023/09/20
魚京童!
10
つまらんぞ。2015/08/21
G-dark
7
ギリシャ神話やその他の伝説をモチーフとした幻想絵画に登場する存在を紹介した本。ゴルゴーン、キマイラ、ケルベロス、ドラゴン、ユニコーン、妖精、人魚、巨人、ヴァンパイアなど、映画やゲーム等でも目にする存在ばかり。ページを捲るだけで非日常な気分に浸れます。どの絵も美しくもあり恐ろしくもあるので、強烈に惹きつけられます。解説文も分かりやすい。架空の存在とはいえ、これだけ長い時代、多くの国の人たちが様々な形で描いてきたのですから、もしかしたらこの世のどこかに一体くらいは本当に居たりして…と想像を掻き立てられます。2016/06/05
新平
6
テーマではなく、キャラクター(住人)を分類キーにした名画紹介。解説によれば写実画≠現実主義とのこと。ピーター・パンの名前の由来がギリシャ神話の牧羊神パンからとは知らんかった。2016/11/05
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- 和書
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