新人物文庫
絵画の迷宮―ダ・ヴィンチ、フェルメール、ピカソ、ダリ、デュシャン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 255p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784404041593
  • NDC分類 723.37
  • Cコード C0171

内容説明

人類史上最大の謎といわれるダ・ヴィンチの「モナ・リザ」。作品が秘める多面的な謎を7つに絞り、完全犯罪を追いつめるようにして徹底的に究明。遂には、ダ・ヴィンチの異形な精神の暗部までもが明かされていく。光の画家フェルメールと謎の人物レーウェンフック、そしてスピノザが綾なす不思議なトライアングル。絵に仕掛けられた真の主題とは?ピカソ、ダリ、デュシャン。20世紀美術の頂点を妖しく演出した舞台裏がスペインの寒村に実在していた。“我が国におけるモナリザ論の至高点”と高く評された原書に衝撃の新発見を加えた完全版。鋭い洞察と直観に加え、豊富な知識を駆使して従来の定説を覆す3篇を収録。カラー図版多数。

目次

「モナ・リザ」ミステリー―ダ・ヴィンチ
デルフトの暗い部屋―フェルメール
停止する永遠の正午―カダケス―ピカソ/ダリ/デュシャン

著者等紹介

北川健次[キタガワケンジ]
1952年生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科修了。駒井哲郎に銅版画を学び、棟方志功、池田満寿夫の推挽を得て作家活動を開始。’90年、文化庁派遣芸術家在外研修員として渡欧。銅版画とオブジェの分野における第一人者的存在。版画、油彩画、オブジェのほかに写真、詩、美術評論も手がける。鋭い詩的感性と卓越した意匠性を駆使した作品は美術の分野において独自の位置を占め、高い評価を得ている。2008年にランボーを主題とした作品が、ピカソ、クレー、ミロらと共に選出され、フランスのアルチュール・ランボーミュージアムにて展覧会が開催される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かりかり

2
☆☆☆2019/03/24

i-O

0
いまいち2012/11/04

ananas

0
ちょっと過激な想像でした。レオナルドは。それにしても謎めいていますね。導入文章はよかったです。7の目がでるまで骰子を振り続けるようなものだと。2012/12/04

ガソポン

0
面白い感じがする。でも、詰めで、なにが言いたいのかわからなくなった。これは私自身の知がたりないためだと思う2012/06/05

Kazuo Ebihara

0
北川健次は、多摩美大学院修了後、駒井哲郎に師事し、銅版画が学ぶ。版画だけでなく、油絵、オブジェ、写真、詩、美術評論など多彩な才能を見せる。 本書では、ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」の謎に迫った。 一、絵のモデルは誰なのか? 二、口元の微笑みの意味は? 三、何故、眉毛が無いのか? 四、幻想的な背景の意味するものは? 五、何故、妊婦と覚しき彼女は、喪服なのか?etc. ダ・ヴィンチは左利きで、左右が反転した鏡面文字で膨大な文章を残した。 ダ・ヴィンチの生涯を追って、ヨーロッパを巡り、資料を探し、2012/05/05

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