日米開戦と山本五十六―日本の論理とリーダーの決断

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784404041111
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0021

内容説明

70年前、日本の指導者たちはなぜ日米開戦を選択したのか。開戦に至る経緯、開戦の選択にかかわる事象を政治、軍事、外交、経済など様々な角度から検証する。また、真珠湾攻撃の立役者である山本五十六。開戦の責任者の一人である山本に日本人はなぜ愛惜の気持ちや尊敬の念を感じるのだろうか。証言や多角的な視点から山本の人間的魅力と軍人としての能力について論証する。

目次

はじめに 日米開戦70年―日本指導者の論理と決断(森山優)
第1章 70年前の選択 日米開戦七つの鍵(日米開戦は回避できたか(秦郁彦)
ハワイ作戦の功罪(野村実)
四つの御前会議(野村実)
海軍の開戦決意(大井篤)
陸海軍統帥部の戦争準備(土門周平)
日本必敗(猪瀬直樹)
真珠湾奇襲はルーズベルトの謀略か(須藤眞志))
第2章 人間・山本五十六―真珠湾攻撃の立役者(なぜ山本五十六は愛惜されるのか(江藤淳)
「山本戦略」の栄光と挫折(半藤一利)
山本五十六とその幕僚(秦郁彦)
わが長官を語る(土肥一夫))
第3章 当事者が語る日米開戦(日米交渉補佐官の秘録(横山一郎)
海軍作戦計画の全貌(内田成志))

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

18
作家や旧軍人達が日米開戦時の状況や山本五十六に対してコメントしています。私個人は山本五十六は優秀な政治家であり優秀な軍人ではないと思っています。江藤さんが発言している海軍は真面目じゃなかったというのは同意しますが、陸軍や政治家、官僚も真面目じゃなかったのではないかと思います。2021/01/16

しんさん

3
前半は開戦にまつわる様々な視点からの論評。後半は山本五十六の評価。五十六礼賛本かと思ったが、有能(有能すぎた)だが周囲に理解してもらう努力を怠った、越後人独特の思い詰め、など厳しい評価も。関連本を読みすぎて、全体的には新しい発見は少なかったが、伏見宮の海軍人事介入?は、ちょっと興味あり。2024/07/08

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