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ロマノフ王朝―帝政ロシアの栄光と革命に消えた皇家

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  • サイズ A5判/ページ数 143p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784404040718
  • NDC分類 238.05
  • Cコード C0022

内容説明

極寒の大地で繰り広げられた栄華と悲劇。大帝と女帝が築いた繁栄に迫る最期の日。

目次

第1部 王朝の誕生(ミハイルとアレクセイ;ソフィヤ・アレクセーエヴナ;ピョートル一世 ほか)
第2部 さらなる隆盛と革命の機運(エカテリーナ二世;アレクサンドル一世;ニコライ一世 ほか)
第3部 帝政ロシアの落日(アレクサンドル三世;ニコライ二世;アレクサンドラ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナチュラ

29
「ロマノフ王朝展」を見に行く前の予習で読みました。 1613年~1917年まで、約300年、18代続いた王朝。日本の江戸幕府と年代的にも重なる。18人の皇帝、女帝の人物像がとても興味深い。 日本と違い、最後の皇帝は一家皆殺し。 アナスタシア生存伝説、怪しい人物ラスプーチンなど、謎も多い。2017/02/15

びっぐすとん

15
図書館本。ロシアという国は西欧とも違うし、滅茶苦茶さもスケール違い。こんなに平穏に天寿を全う出来る君主の少ない国も珍しいのでは。両極端な皇帝が多くて何事もほどほどというのがないのが、直情的で何となく今のロシアにも通じるような・・。王朝としては他の欧州各国より遅れて誕生したこと、他国との婚姻外交が少なかったことで、他王室のような他国との交流から得るノウハウが少なかったことが、強権的専制君主となり、生き残る交渉術もなく滅亡した原因なのかと思う。今も不穏なロシア情勢を見ると、この国を治めるのはいつの時代も大変。2020/01/19

中島直人

15
(図書館)あまりにドラマチックなロマノフ王朝の歴史。キャラクターが際立ち過ぎて読んでいて、全く飽きない。画像も多くて楽しめる。2019/01/27

なつきネコ@姑息な化け猫

12
捕虜から、女帝というのは流れのエカテリーナ一世の強運はすごい。女帝が四人いて浪費家で性欲抜群なら、家臣も嫌になるだろう。アレクサンドル一世を最後に、傾斜にかかる。ニコライ二世家族を知るほど悲しくなる。臨時政府も逃亡を容認していたのに、アレクサンドラは悲しいほど能天気。オリガが上演したかった三姉妹を読んみたくなった。しかし、本が出た後にアナスタシアとアレクセイの遺体が一緒に見つかったのを知り、アナスタシアは死後もアレクセイを守っていたんだな。本にあるように手を握りロシア民話を読んいたんだろうなと思う。2017/06/18

かりんとー

10
ニコライ2世は歴史の主人公にはなれなかったが、「最後の皇帝」にはふさわしかったな。それにしてもアナスタシア。映画「追憶」を観てみたくなった。2016/05/01

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