内容説明
かつての悪人が、今では偉人に!英雄だったはずが、なぜか凡夫に!ひっくりかえった「人物評価」の謎。
目次
第1章 ドラマなどで一躍脚光をあびた偉人たち(平清盛―後白河から政権を奪った不忠者はなぜ太政大臣にまでなれたのか?;直江兼続―日本史の教科書には登場しないが大河ドラマ「天地人」で俄然注目 ほか)
第2章 忘れられた?かつての偉人たち(和気清麻呂―道鏡の野望をくじき皇位を守る。戦前はお札の顔にもなったが…;菅原道真―学問の神様としてもいまだ健在。でも教科書では怨霊として掲載? ほか)
第3章 偉人の評価も、時代によって乱高下(小野妹子―はじめての遣隋使は、なんとこの人ではなかった?;北条政子―時代によって大きく異なる尼将軍の歴史的評価とは? ほか)
第4章 稀代の悪役?でも偉人なのかも(蘇我入鹿―『日本書紀』が描く無道の大悪党。本当は抗争に敗れた改革派だった?;足利尊氏―かつての逆臣も戦後は注目され『私本太平記』で国民的英雄に ほか)
著者等紹介
河合敦[カワイアツシ]
1965年、東京都生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業。早稲田大学大学院博士課程(日本史専攻)満期退学。現在、東京都立白鴎高等学校主任教諭。難しい日本史をわかりやすく解説するのが評判で、テレビ「世界一受けたい授業」などにも出演。第17回郷土史研究賞優秀賞受賞、第6回NTTトーク大賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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