内容説明
暗殺・殺人・失踪・遭難・国家陰謀・名画の真贋―世界を揺るがせた大事件には、事件直後からさまざまな謎や疑惑がつきまとっている。そして事件は、いくつかの未解決の謎を残して歴史の闇に消える。リンカーン大統領暗殺の黒幕、遭難したタイタニック号替え玉説、アポロ11号の月面着陸偽造疑惑、ブラック・ダリア惨殺の真犯人、ムッソリーニ処刑執行人の正体、悪徳の聖者アレッサンドロ六世の死因、新事実が教える『モナ・リザ』のモデルの正体、戦火に消えたナチスの財宝の行方…。事件発生当時からささやかれる“黒い疑惑”と“仕組まれた罠”とは―永遠のミステリーに迫る手がかりが、ここにある。
目次
第1章 政治家・軍人にまつわる黒い謎(アメリカ史上初の大統領暗殺劇の黒幕―リンカーン殺される!;レーニンとスターリン―ソ連の二大指導者は暗殺されたのか? ほか)
第2章 近現代の迷宮入り事件(惨殺されたブラック・ダリア―いまだ見つからない真犯人;タイタニック号沈没―世紀の海難事故に囁かれる替え玉疑惑 ほか)
第3章 歴史的人物が残した謎(宦官による謎に満ちた大航海―鄭和;悪徳の聖者を襲った突如の苦しみ―アレッサンドロ六世 ほか)
第4章 世界的絵画や秘宝にかかわる謎(『モナ・リザ』の謎―新事実が教えるモデルの正体;『キリストの捕縛』―謎の大画家をめぐる真贋論争 ほか)