内容説明
クレオパトラ、ジャンヌ・ダルクから則天武后、マリー・アントワネットまで史上最高のセレブたち105人の競演。
目次
第1章 美女(美しき指導者;薄幸の佳人;戦場を駆けた女傑;歴史を変えた才女)
第2章 悪女(恐怖の権力者;悲運の悪女;女賊と女スパイ)
著者等紹介
榎本秋[エノモトアキ]
1977年、東京生まれ。日本史に関する原稿執筆、書籍製作、監修、編集業務などに携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひめありす@灯れ松明の火
42
読むのが大変でした……。何と言っても人数が多いので。世界中の美女と悪女を集めた一冊。社会を世界を動かしていた女達。良いとか悪いとかではないけれど、当時は結婚と恋愛が全くの別物だったのかなあと思います。家庭の外に恋人がいたり、離婚と結婚を繰り返していたりします。東洋の方が一途かも。西洋だと結構姻戚とか血縁の人もいるみたい。それに色々な時代の人が出てくるので、西でこの女性が奔り東で彼女が牛耳りと歴史を横並びにしてみるのが面白い。シャーロックホームズの時代の人だ!とかね。それに比べると日本の女性は影が薄めかな。2016/09/15
美登利
35
うわ~やっと読み終えました。美女と悪女、50名以上紹介されています。美しく生まれると幸せばかりじゃないんだなぁとしみじみ。政略結婚などに利用されたり、自分の意思とは無関係に振り回されてしまう。もちろん、その美貌を武器に自ら上を目指した人もいるようですが。美女に生まれなくて良かったわぁ~!それって負け惜しみ?。(笑)2014/01/29
山猫
17
ダメだ、こりゃ。実在すら疑わしい女性や、断片的かつ真偽のほども定かでない項目が並ぶ人物列伝。原語の(アルファベット等による)氏名の表記すらない。しかも日本語がすこぶるいい加減。(例、落語なら怪談噺でもいいが、小説なら怪談である。怪談話という日本語はない)。とある女性について知りたかったのだが、全く役に立たなかった。2020/03/04
prime
2
大人になってから、歴史上の人物の生き方に興味が湧き読書。ホント、歴史の陰に女あり。時代により悪女と聖女は紙一重と想いました。2015/03/12
さぁちぃ(積読本消化中…)
2
[図書館]神話の本が面白かったので、これも借りてみた。知ってる人と知らない人が半々。美女と悪女じゃ本当に正反対の事をやってて、同じ兄弟でもこんなに違うんだって思う人もいた。内容も結構詳しく載ってる方だと思う。2012/03/31