内容説明
インド、チベット、そして巨人空海―秘密仏が躍動する壮大な宇宙。神秘の世界を完全解読。
目次
第１章 密教の秘史秘伝
第２章 巨人空海の謎と秘教
第３章 チベット密教の奥義
第４章 秘密経典の実像
第５章 密教秘法の世界
巻末付録 マンダラの仏神たち
著者等紹介
正木晃［マサキアキラ］
１９５３年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。現在、慶應義塾大学・立正大学非常勤講師。専門は宗教学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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カザリ
35
わかりやすかった。司馬の「空海の風景」と並行すると、相互作用で理解しやすいかも。2017/04/09
kenitirokikuti
8
図書館にて。オリジナルは1994年刊行の『密教の世界』で、本書は2011年の改訂版▲空海以後、いろいろあるが室町時代末期〜安土桃山時代に高野山は信長に、根来は秀吉に焼かれる。江戸時代には、幕府が僧侶を学問に専念させようとし、行人（雑えきや聖（ひじり）は衰え、学侶が勝利する。また中世以来の浄土念仏ブームが冷め、大師信仰が復活する。明治以後、西洋仏教学は密教を低く見たためふるわない。真言宗の学者で西洋文献学を修めたのは栂尾祥雲から。戦後はダライ・ラマ亡命（1959）から西洋でチベット仏教の格が上がる。2020/07/24
新橋九段
2
内容な充実しているが、いかにも怪しげな伝承的出来事も事実として併記してある部分が多くてどこまでを歴史的事実として解釈すべきか悩む。2015/05/29
りょう
2
空海讃美でなく、中国仏教やチベット仏教と日本密教の比較や流れが、素人でもわかりやすかったところがいい。2012/05/06
matsu0310
1
☆☆☆2011/09/16
