新人物文庫
ハプスブルク家のお菓子―プリンセスたちが愛した極上のレシピ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 255p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784404039699
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0170

内容説明

領土を拡大するとともに各地の甘味をも手中に収めたハプスブルク家。世界に君臨したロイヤルファミリーが愛したスウィーツとはどんなものだったのか。巻末にはハプスブルク家秘伝のレシピを再現、皇家の味をご家庭で。

目次

第1章 マリア・テレジアのスウィーツ(野望に駆けた国母マリア・テレジア;マリア・テレジアが愛したスウィーツ;女帝夫妻が流行らせた飲みもの ほか)
第2章 エリザベートのスウィーツ(皇妃に迎えられたバイエルン公女;美を追求した皇妃の食卓;皇妃が愛したカフェ ほか)
第3章 お菓子を愛した皇帝たち(レオポルト一世―皇帝が愛したアーモンド菓子;フランツ一世一家―時代に翻弄された家族ゆかりのスウィーツ;フランツ・ヨーゼフ―苦境に立たされた皇帝の唯一の慰め ほか)

著者等紹介

関田淳子[セキタアツコ]
ハプスブルク家研究家。日本‐オーストリア食文化協会顧問。民間企業研究所勤務後、ドイツ・ミュンヘンに在住。帰国後ハプスブルク家についての文筆・講演活動を行う一方、同家に関するテレビ番組に関わる。2006年、愛媛県にオープンした「宮殿食文化博物館」を監修(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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noémi

13
「エリザベート展」を見に行ったとき、ふと気になって珍しく購入。フランスとはまた違ったウィーン・ハプスブルグ家ゆかりの端正なお菓子たち。へぇ~、バロック大帝はこんなお菓子が好きなのか・・・、あの皇帝はあの皇女は、てな感じで面白かったのだが、レシピをみると「え? こんなしつこいの?」っていうのが実際の感想。ザッハー・トルテってまぁ濃厚なチョコレートケーキっていう味は想像できるが、しかしあれに杏ジャム・・・・濃厚というより、それはシツコイよね。胃もたれしそう・・・・。見てるだけでいいや。日本人はノー・サンキュー2012/10/23

圓子

7
甘みの感受性って、人種によって違うのでしょうか。味覚じゃなくて代謝の違いかしら。「お菓子」って、もっとこう、一口でぽいぽいって感覚があるのですが、ここでいうお菓子=甘い食事だな。エリザベートが現代の人だったらねえ。。お抱え栄養士やお医者さんの力で、本当にきれいに健康に生きられたろうに。わがままで変わり者のお姫様という考えを、少々改めました。2014/11/10

tsubomi

7
2014.05.29-06.27:ハプスブルク家の人々が家督相続や領土問題や政争の中で孤独や葛藤を抱えながら食したであろうお菓子の数々を紹介した一冊。人物の名前が似通っているので誰が誰だったか・・・混乱しますが、お菓子職人やお菓子のルーツなどに言及されているのは興味深い点でした。ウィーン風のお菓子と珈琲を提供する地元のカフェに時々行くのですが、メニューにあるお菓子や珈琲はこういう由来のあるものだったのか〜と感心しながら読みました。巻末のレシピは中途半端なので自分で作るのは難しいと思います。2014/06/27

sigismund

7
欧州の華麗なる一族ハプスブルク=ロートリンゲン家を魅了したお菓子の数々。サッハ・トルテもアプフェル・シュトゥルーデルも見た目には地味だけれども、口に含めば甘く、ほろ苦いドラマが味わえる。帝国300年の歴史とドラマを一杯のメランジェとお菓子で味わえるからこそ、フランスのケーキより美味しいのだとぼくは思っている。2013/11/18

takakomama

6
ハプスブルグ家で食べていたお菓子を、歴史とレシピと写真で紹介。みんなお菓子が大好きだったんですね。砂糖も高価で・・・ ダイエットしてても、スイーツの誘惑には勝てないみたいです。2019/10/31

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