内容説明
世界グローバル化が進み、また、さまざまな地域の複雑な動きが加速化している現在、世界の大きな流れの中で自らの歩むべき道を見定めるためにも、世界史を学び素養を身につける必要性が高まっている。しかし、「諸地域の多種多様な歴史的諸事件の暗記をしなければならない」と考えられている世界史は、受験生にも敬遠されていないだろうか。本書は、現役の予備校講師が、生徒に対して世界史への興味を呼び起こすために考え、そして実際に使っている授業への導入や中途で話す「脱線ネタ」である。どこから読んでも面白く、しかも知らず知らず体系的な知識が身につく「世界史」を、ぜひ読んでみませんか。
目次
序章 先史の世界
第１章 世界の古代文明
第２章 アジア・イスラム世界の発展
第３章 ヨーロッパ世界の成立
第４章 東西世界の交流
第５章 近代ヨーロッパの形成
第６章 国民国家の成立と発展
第７章 アジアの変容と帝国主義
第８章 二つの世界大戦と大戦後の世界
著者等紹介
川原崎剛雄［カワラサキタケオ］
１９４１年生まれ。法政大学大学院人文科学研究科日本史学専攻博士課程中退。筑波大学付属高校・駿台予備学校講師などを経て、現在大宮予備校講師。“授業は脱線がおもしろい”をモットーに世界史・日本史を約３０年教える（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
今井大介
1
う〜ん、世界史というより世界史余談集…2015/01/27
葉力
1
ザックリわかる、というよりザックリ書いてある、という印象。話がポンポン飛んでよくわかりませんでした。ふーん、と思うこともありましたが、タイトルから受ける印象の「ゼロ知識の人のため」のものではないのだなと感じました。わたしは知識不足で全く面白いとおもえず。2014/05/01
きがらく
0
他の方のレビューにもある通り、タイトルと中身の乖離が激しすぎる。雑学ばかりで、歴史の流れの記述はほとんどないため、私のような世界史未履修者には楽しめる内容ではなかったが、このタイトルでは初学者向けと思ってしまう。 読書ターゲットがどこにあるのか全く不明。2015/02/21
Yuuki Takahashi
0
ザックリわかると書いてあるが、ザックリとはわからなかった。様々な書物をつなぎ合わせてあり、一貫性がないので読みづらかった。ところどころにへぇーエピソードはあるが、むしろこういう本を読むとこういうことが書いてあるよといつ紹介のようであった。坂本龍馬に和歌の嗜みがあったことは驚きであったが。予備知識がかなりないと読めないように感じた。2012/02/13
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