内容説明
浅井三姉妹・秋山兄弟・岩崎弥太郎ら７０人の持病と死の真相が明らかに！篠田院長が時空を超えて診断する大好評シリーズの第２弾！歴史を動かしたあの人の臨終直前のカルテを大公開。
目次
３０代までに亡くなった人々（八百屋お七（１４～１５歳）
徳川信康（２１歳） ほか）
４０代・５０代で亡くなった人々（今川義元（４２歳）
紫式部（４５歳？） ほか）
６０代で亡くなった人々（清少納言（６０歳？）
山内一豊（６０歳） ほか）
７０代～９０代で亡くなった人々（千利休（７０歳）
間宮林蔵（７０歳） ほか）
亡くなった年齢が不詳の人々（武内宿禰（２９５歳？）
小野妹子（不詳） ほか）
著者等紹介
篠田達明［シノダタツアキ］
医師・小説家。１９３７年愛知県生まれ。名古屋大学医学部卒業。厄年を過ぎて医療小説を書き始め、『にわか産婆・漱石』（新人物文庫）で第８回歴史文学賞受賞。『法王庁の避妊法』（文藝春秋刊）などで直木賞候補５回。現在、愛知医科大学の医学部客員教授をつとめる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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トメ
1
前作に引き続き「歴史読本」に連載されていたものをまとめた本。巻末索引に１の方の方たちも載っているので、２冊まとめて持っていた方が使い勝手がいいのかもしれません。 時代的に医学が発達してないにもかかわらず長生きしている人がチラホラいてある意味ミステリアスです。現代に生まれていたらどれだけ生きたことか…。でもまぁ現代社会のストレスに負けて案外寿命が縮むかもしれませんね。2015/06/01
月と星
1
★★★臨床診断名が面白いです。うつ病、マザコン、ファザコン、ギランバレー、統合失調症、メタボ、アル中、ＰＴＳＤ、生活習慣病、認知症など、最近の病名がズラリ並んでいます。有名人はもちろん、それ程知らなかった歴史上の人物のひととなりを知ることができ、歴史の勉強にもなります。華岡青洲をドメスティックバイオレンス扱いするあたりが特に好きです。2010/08/04
