内容説明
徳川家康は三河の戦国大名として出発し、ついに江戸幕府を開いた。三河時代の松平宗家(後の徳川家)は、その一族を中心に勢力を伸ばし、戦国大名へと成長する。これら譜代家臣となった一族を「十四松平家」と称する。一方、天下を掌握した家康は、自らの子や親族を将軍家の藩屏として次々と大名に取り立てていく。こうして創設されたのが御三家をはじめとする御家門大名であり、その後も、将軍家や御三家の分家など御家門は増加する。本書は「十四松平家」はじめ、すべての御家門大名を取り上げ、その正室・側室・子女・婚家など血族関係のすべてを網羅して詳説する。
目次
第1章 徳川将軍家(徳川将軍家の血族制度;将軍をめぐる女たち;将軍家と天皇家)
第2章 松平一族・御三家・御家門(徳川の源流と十四松平の成立;徳川御三家の成立と役割;徳川御三家の家格;御家門大名の誕生;制外の家 越前松平家の実像)
第3章 徳川将軍家血族事典(将軍家;御三家;御三卿;御連枝;御家門;松平諸家)
感想・レビュー
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印度 洋一郎
2
新人物往来社の雑誌「歴史読本」や歴読系ムックに載った、徳川一門に関する文章を再録・構成した本。徳川一族を、宗家から御三家・御三卿・御家門(いわゆる親藩)に至るまでコンパクトに網羅し、それぞれの家族構成なども百科形式で記載している。それぞれの家系図も載っており、将軍の正室達の関係図なんか興味深かった。家格の問題(将軍とつり合う家柄)で皇女や公卿の息女ばかりなので、皆親戚だったりしたのだ。コラムでは、制外の家(御三家と親藩の中間)である越前松平家や、家康以前の松平一族である「十四松平」の話も面白い。2011/04/07
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