内容説明
島原・天草の乱の本質は、領主の苛政に対する農民一揆であったのか、それとも宗教戦争的な様相をもつキリシタンの乱であったのか。太平の世を震撼させた「島原・天草の乱」の本質を、多くの史料と幕府初期の政治制度から解き明かしてゆく。
目次
一揆、島原城を包囲
島原城孤立す
なぜ、一揆が起こったか
四郎とその一味
天草のキリシタン一揆、富岡城を攻撃
鎮圧がおくれた理由
島原・天草のキリシタンの繁栄
キリシタン禁制と迫害
乱当時の政治と社会
幕府、鎮圧の大将を派遣
原城の一揆軍
幕軍、原城攻撃に失敗
ゆるゆると攻める
一揆軍の兵糧、底をつく
原城ついに落城
乱後
著者等紹介
煎本増夫[イリモトマスオ]
1930年、兵庫県生まれ。明治大学・國學院大學講師を歴任して、現在相武歴史研究会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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