内容説明
「クレオパトラの鼻がもう少し低ければ歴史は変わっていた」「ルイ16世は王妃マリー・アントワネットの尻にしかれていた」「エリザベートは運命に翻弄された悲劇の皇妃である」これらはみな、真実からかけ離れた思い込みだった―?!世界を動かした人物や事件の謎と真相を丹念に解き明かす、極上の歴史ミステリー。
目次
第1章 遺跡をめぐるロマン(人類はエチオピア女性から生まれた?ミトコンドリア・イヴの真実;『旧約聖書』の大洪水物語「ノアの方舟」は実話だった ほか)
第2章 死をめぐる謎(実の息子に殺されたのか?カエサル暗殺の謎;悪名高い教皇アレッサンドロ六世は、毒殺されたのか? ほか)
第3章 偉人たちの素顔(クレオパトラの鼻がもう少し低くても、世界の歴史は変わらなかった;“ローマの大火の真犯人は皇帝ネロ”というのは、とんだ濡れ衣だった ほか)
第4章 二十世紀事件(消えたモナ・リザ!ルーヴルから盗まれ、生まれ故郷のフィレンツェで発見される;タイタニック号沈没は、仕組まれた事故だった?! ほか)
著者等紹介
森実与子[モリミヨコ]
作家。東京生まれ。慶應義塾大学文学部史学科卒業。出版社勤務を経て、フリーの文筆に。西洋史、キリスト教、日本史の女性たちを中心に多数執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。