辺海放浪―東シナ海国境なき島々

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784404037497
  • NDC分類 291.9
  • Cコード C0095

内容説明

壱岐・対馬・福江島・種子島・奄美大島・沖永良部・沖縄…東シナ海の島々に惹かれて訪ね歩いた、紀行ノンフィクション。

目次

第1章 逡巡の島―伊平屋島
第2章 故郷は何処にありや―朝鮮半島・美山
第3章 倭寇と『若狭』伝説―種子島
第4章 王直・鉄炮伝来・信長―福江島
第5章 南洲幻視行―奄美大島・沖永良部島
第6章 壱岐・対馬紀行―壱岐・対馬
第7章 カミーチャと大尉の恋―伊是名島

著者等紹介

日高恒太朗[ヒダカコウタロウ]
1952年、鹿児島県種子島生まれ。鳥羽商船高専卒業後、外国航路船舶の航海士を経て、テレビの放送作家になる。その後、事件・宗教分野を中心に執筆活動を開始。2005年、「特攻」をテーマにしたルポルタージュ『不時着』で第五四回日本推理作家協会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ようはん

17
沖縄近辺に不時着した特攻兵それぞれの行末、鉄砲伝来に纏わる倭寇の話、朝鮮出兵で連行された朝鮮人陶工など東シナ海を渡った人々の歴史を辿ったルポ。西郷隆盛の流刑先となった奄美と沖永良部での評価の違いや台湾まで渡った伝説、ポルトガル人と共に種子島に渡った商人五峯こと倭寇頭目の王直の軌跡と目を引く内容は幾らかあった。朝鮮出兵で朝鮮側に転じた降倭の将「沙也可」の正体に関して種子島の鉄砲伝来の関係者ではないかという著者の説も面白い。2024/12/15

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