内容説明
家紋は先祖より伝えられた、大事な文化遺産であり、その洗練された美しい意匠にはさまざまな意味が込められている。文様から家紋へと変化した経緯、その由来やエピソード、変化する多彩なデザイン、使用する姓氏や家など、ひとつひとつの家紋には多くの“情報”が秘められている。家紋研究の第一人者が、「沢瀉」「柏」「片喰」「菊」「桐」「杏葉」「藤」など日本の代表的な家紋八十一種を、千六百点余の豊富な図版とともに、わかりやすく読み解く。
目次
家紋を楽しもう
麻紋
芦紋
庵紋
石畳(甃)紋
糸巻紋
稲紋
馬紋
梅紋
鱗紋〔ほか〕
著者等紹介
丹羽基二[ニワモトジ]
1919年生まれ。國學院大学卒業。日本家系図学会会長、地名を守る会代表を歴任。2006年8月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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