内容説明
天地開闢から女帝誕生までを語り継いだ謎の書『古事記』―。一般に「神々の誕生」「大国主神の国譲り神話」「スサノオの命の大蛇退治」「因幡の白ウサギ」「ヤマトタケルの命の東征伝説」などの伝説はよく知られている。だが、この現存する日本最古の歴史書には、私たち日本人が意外と知らない驚くべき古代日本の姿がドラマチックに描かれているのである。知られざる日本誕生と古代の神々、英雄伝説の真実に迫る。
目次
第1章 天つ国(神々の誕生;天の岩屋隠れ)
第2章 国つ神(大蛇退治;因幡の白ウサギ;大国主神の試練 ほか)
第3章 天皇家(神武東征;大和国を襲う祟り;悲劇の皇女 ほか)
著者等紹介
島崎晋[シマザキススム]
1963年、東京に生まれる。立教大学文学部卒業。旅行代理店勤務を経て、出版社で歴史雑誌の編集に携わる。現在は歴史作家として歴史・宗教の分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YUPA
1
古事記の大まかな内容のあとに、登場人物別にエピソードが解説されていてわかりやすいです。入門書としてはとてもいい本だとおもいます。他の古事記関連の本は最後まで読み切れなかったのですが、オリエンテーションがついたので他の本も理解しやすくなりそうです。2019/08/01
misui
1
ざっと古事記のストーリーを紹介。史跡案内や解説などはわりとおざなりなのでそのつもりで。こうして見ると神武東征以降も面白いものだなあ。2010/08/21
masaharu
0
神様から天皇へ。その流れや神話の位置付けが全く分かってなかった。私のように何も分かってなかった人には、易しくわかりやすい本。おそらくかなり初歩的な内容なので、知識のある人には物足りないかもしれない。自分としては、こんなに何も知らないで過ごしていたのかと情けなるような思いもあった。もう少し他の本も読んでみたい。2025/04/13
-
- 和書
- 精神病医齋藤茂吉の生涯
-
- 和書
- 見てわかる簿記のノウハウ