内容説明
頑固、謹厳、ぐうたら、恐妻、子煩悩、放蕩無頼…と、今も昔もお父さんを語る言葉は変わらない。社会の理不尽、世間のしがらみ、まもらねばならぬ家族…父の背には、負うてきた人生の重みと悲哀、そして男の誇りがにじむ。家庭の不和に心を痛めた小林一茶の父、わが子を養子に出した夏目漱石の父、莫大な遺産を遺した吉田茂の養父など、江戸~昭和に活躍した有名人96人の「おやじ」列伝。歴史の表面にはほとんど出てこない父と子の、切なくもほろ苦いドラマが、そこにある。
目次
江戸(水戸光圀―世継ぎを厳格に躾けた父;保科正之―将軍の子を育て、御家存続にも尽力した養父 ほか)
幕末(藤田東湖―町人出身ながら幕政にも参画した父;佐久間象山―母を正妻にするため、父子で演じた筋書 ほか)
明治(三条実美―神社に祀られた安政の大獄の犠牲者;伊藤博文―村を捨て姓を捨て少年博文を見守った父 ほか)
大正・昭和(後藤新平―堅実を望んだ父と大志を抱いた息子;原敬―父の早世が息子に与えた辛苦 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
21
有名人の父親というほとんど知らない(今活躍している有名人でもその父親はほとんど知りません)人にスポットが当たっておりなかなか面白かったです。当然いろいろな父親がいることに感じ入りました。2022/02/08
maito/まいと
4
歴史の著名人物がタイトルに来ているが、内容は彼らの父がメイン、という変わったテイストの一冊。この親にしてこの子あり、とはよく言ったもので、歴史の著名人たちのルーツを彼らの父から見ることができる。反面教師、理想の父、トラウマの存在など、それぞれの位置は千差万別なれど、家族の大事さを改めて感じさせてくれた。余談だが本著の人物チョイスは非常にユニークだ(笑)どちらかというと、文化人や芸術家が多く、教科書のメインに登場する人物たちは意外と少なめだ。ヘタすると題材の著名人物すら知らない場合も(涙)2012/04/18
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