内容説明
だれでも、いつでも、どこでも気軽にできるルーツ探しの本。原稿用紙五枚からはじめる系図のつくり方、書き方、どこへいって、何を調べたらいいのかを教えます。
目次
第1部 系図(「考える葦」より「動く足」―犬も歩けば棒に当たる;祖先探しのA・B・C―あなたは何コース? ほか)
第2部 墓(墓と位牌―はかない人は墓をつくれ;戒名に隠された謎―文字は一字十万円)
第3部 姓氏(名字と苗字―名字は所有権の印;氏と姓―古代の姓氏は、いまの苗字ではない ほか)
第4部 家紋(家紋は絵に描いた苗字―基本型は約三五〇;馴染みの有名な紋―意味を知ったらおどろく ほか)
第5部 自分史(自分史も作ろう―孫へのプレゼント)
著者等紹介
丹羽基二[ニワモトジ]
1919年生まれ。國學院大学卒業。「日本家系図学会」会長、「地名を守る会」代表を歴任。2006年8月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Ucchy
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系図、姓名、家紋について雑学的に知識は得られるものの具体的な作業方法が書かれておらず、実際に家系図を作るのには役に立たない。2017/01/28
寺内町亭小天狗
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家系図作成のための、参考に購入。家系図作成には、竪系図(遡及式)と横系図(天降り式)がある。前者は、祖先から棒線で子・孫・曾孫と続けて書く。後者は、その子から孫・曾孫として、夫婦は二条の縦線、その間の子孫を略す。「系図の樹」という自分から四方に血縁を辿る膨大な逆三角形の家系図をいう。まあ、三代或いは四代ぐらいはできる。戸籍法では、八十年までしか遡及できない。Amazonの感想に、《家系という、最も身近な歴史に目を向けること。それは、人生観や歴史観を変えるような大きな出来事に繋がるかも知れない》と。2016/03/11
でおでお
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家系図のつくり方が面白いほどにはわからなかったけど、『考える葦よりも動く足』でがんばります。2010/05/10