内容説明
豪胆と奇行の槍使いとして最も愛された「不死の快男児」初の本格評伝。
目次
第１章 立志飛騰篇（左之助の出生；左之助初見参；余話／写された藩邸；左之助と水天宮；折檻された左之助 ほか）
第２章 戦塵望郷篇（新婚生活；余話／隊士たちの子供；原田家の生活費；隊士名簿の作成；『取調日記』と新編制 ほか）
著者等紹介
菊地明［キクチアキラ］
１９５１年東京生まれ。日本大学芸術学部卒業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ayko
0
新撰組初期メンバー、幹部として名前はよく見るのに彼に関する史料は少なく、分かっていないことも多い。その中で奥さんのまさや松山藩時代の素行の話しからは在りし日の左之の姿を想像することができる。にしても、裸で頬冠して太鼓叩いて行進て！左之・・・。馬○なの、左之？？と一瞬思ったけど、菊地先生は攘夷思想にもとるなんらかのデモンストレーションだろうと。ただの奇行じゃなくて良かった（事実はわかんないけど）。どんな理由にせよ彼の一本気で馬鹿正直な性格が感じられるエピソード。2013/10/07
しろろぞ
0
原田左之助の生涯を追った本だが、彼に関する史料が少ないためか他の隊士や新選組そのものへの言及にページが割かれていたり、既に他の本でも見掛けた記述が多かった。とは言え少ない史料を丁寧に読み解いているので細かい部分を見直したり整理が出来たのは収穫。http://memoria1.blog.fc2.com/blog-entry-10.html2013/08/17
kou
0
キャラ立ちしている印象のサノが、名簿の検証から当初は存在感が無かったかもしれないとあって驚いた。彼に関しては情報が少ないのがよくわかった。永倉の『新選組顛末記』も読んでみたいと思う。2011/05/05
イクル
0
○2011/01/05
