内容説明
新選組二番隊長永倉新八の曾孫が語る新八の知られざる秘話。
目次
鞍馬天狗史観と新選組
新聞読物記者・加藤眠柳
大分県宇佐に届いた『顛末記』
攘夷論者永倉新八
松前藩江戸藩邸「明倫館」
なぜ清河先生だったのか
芹沢鴨と近藤勇の間で
火の玉のような山南敬助
武士と力士と
池田屋事変の生き残りとニシン
上野で西郷隆盛像を見る
加納鷲雄の話を子孫に聞く
戊辰の合戦の流儀
南海の奇士、千島に死す
下国東七郎の影と歯科医・翼
継述隊同志・蛎崎多浪
小樽墓参と北海タイムス記者
志士の眠る家郷へ
めぐりめぐる『顛末記』
再録『顛末記』未収録文
著者等紹介
杉村悦郎[スギムラエツロウ]
1950年北海道北桧山町(現せたな町)生まれ。明治大学文学部卒業後、札幌でタウン誌編集者、広告制作会社勤務を経て、現在、フリーライター。「板橋の慰霊碑と永倉新八」で平成17年度新選組研究論文大会(流山市立博物館主催)優秀賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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