内容説明
隠されたF16戦闘機の事故、配備されたJTAGS(ジェイタグス)、Xバンドレーダーの問題点、北朝鮮軍特殊部隊の元高級官僚の証言、独自に入手した米軍機密文書から明らかになった衝撃の事実など、米軍再編の真実を描き出す。記者が選ぶ2007年ジャーナリスト大賞受賞。
目次
第1章 米軍再編最前線を歩く
第2章 北に開かれた大きな目
第3章 在日米軍基地にらむ北朝鮮
第4章 隠された事故
第5章 “最前線の頭脳”登場
第6章 核攻撃基地・三沢
第7章 日本初の反戦喫茶
著者等紹介
斉藤光政[サイトウミツマサ]
東奥日報社編集局社会部付編集委員。1959年岩手県盛岡市に生まれ、青森県八戸市で育つ。成城大学法学部法律学科卒。1983年に東奥日報社(本社・青森市)に入社。政経部、社会部、社会部次長、編集委員、三沢支局長などを経て、2008年から現職。この間、司法・警察、県政、防衛・基地問題、考古学、遊軍などの各分野を担当。現在は防衛・安全保障問題のほか、歴史・考古学をフィールドに取材を続ける。三沢市史編纂委員。歴史の背後にひそむ「隠された闇」に関心を持ち、三沢など在日米軍基地の核問題の真相に迫った長期連載「解かれた核の封印~三沢基地40年目の真実~」で2000年に第6回平和・協同ジャーナリスト基金賞を受賞。2007年には在日米軍再編と北朝鮮ミサイル問題についての連載と一連の報道で第11回新聞労連ジャーナリスト大賞を受賞した。2004年には米国務省インターナショナル・ビジター・プログラム安全保障部門で米国研修及び取材。国際情報誌『サピオ』(小学館刊)『軍縮問題資料』など各誌に執筆する一方、各種シンポで講演・パネリストなども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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