内容説明
司馬遼太郎「峠」の主人公・河井継之助の曾孫が描く真の武士道。
目次
第1部 河井継之助(家族構成;河井家系図;青年時代の継之助;備中松山・九州への遊学;藩政へ登場;戊辰戦争;長岡落城の回顧―根岸八十七翁談話;河井継之助の最期)
第2部 根岸錬次郎(河井継之助の甥、根岸錬次郎;鵜殿春風先生;河井家の後見役、森源三;日本郵船会社の設立;錬次郎、ロンドン支店へ;ロンドンを訪れた著名人;「我が英国は」;帰国;火災保険会社設立;社長職引退;根岸英介のこと;上野彦馬のこと;太平洋戦争;長崎について)
著者等紹介
根岸千代子[ネギシチヨコ]
1932年生まれ。長崎活水女子短期大学英文科卒業。三菱製鋼入社。1963年、アメリカ留学。カリフォルニア大学ロスアンゼルス校BA修得、卒業。結婚後、アメリカにて暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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手押し戦車
10
物事の先を考えるときは、現実直視して現在置かれている状況を悲観的に厳し過ぎるぐらい自分達を見つめる必要がある。幕末末期武士は腰に刀を付けて歩いていたがその現実を直視し外国船を見てこれからは鉄砲の時代だと判断し時代の曲がり角、海外の技術進歩を素直に受け入れた。世の中はいつも変わっている。頑固者だけが悲しい思いをする、その度崩れたら先駆者のせいにする。臆病者がただ強がって先駆者の意見を受け入れないのは今も昔も変わらない。人間の動きは歴史でもよくわかる。頑固にならず素直に!2014/04/07
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