内容説明
日記に書かれた記述は真実か、虚構なのか!土佐国内の土地は、現在のどこなのか?紀貫之に忘れ形見がいたという伝承は本当か?『土佐日記』の虚と実。
目次
紀貫之、土佐へ行く
国司としての紀貫之
大津の位置は?
浦戸
幻の港・大湊
宇多の松原の実像
奈半の泊り
「妙」という女
羽根崎・室津の泊りへ
室津か津呂か
原池説に反論する
室津付近の土地の変動
貫之は白浜へ入ったか
昔の室津川と室津古港
室津の泊りはどこか
室津以後
『土佐日記』の虚実
貫之の心理
著者等紹介
佐藤省三[サトウショウゾウ]
大正15年高知県安芸市に生まれる。元・中学校教諭。元・安芸市民合唱団団長。東亜天文学会会員。日本雑穀研究会会員。土佐民俗学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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